GM、トヨタ自動車、現代自動車の台数生産性比較の結論は「トヨタ自動車は追いつかれていない、現在もGMの二倍の生産性を維持している、しかし、トヨタ自動車を除いて日米自動車メーカーの生産性格差は縮小した可能性がある」である。まずトヨタ自動車の有価証券報告書、GM、フォードのアニュアルレポートで、自動車メーカーの生産台数と従業員数で、データを単純に比較して生産性を見てみよう。生産性(従業員一人当たり自動車生産台数)をGM、フォード、トヨタ自動車について計算すると、一見してトヨタ自動車の五〇台に対して、GMはI〇台上人、フォードは一五〜二〇台二人程度でトヨタ自動車の生産性が際立って高く見える。しかし、これではトヨタ自動車、GM、フォードの生産性格差を、本当の意味で比較したことにならないだろう。むしろ、日米のトップ企業について、両社の経営構造システムを近づけてみると何がいえるのかを知ることが必要だ。そこで「グループ経営」という概念を導入する。
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