座骨神経は、脊部(おしり)〜大腿後面(太ももの後ろ側)〜下腿(ひざから足首までの後ろ側)〜足に分布し、末梢神経の中では最長の神経です。そのため、この神経が刺激されると、おしりから足に至る下肢(両脚)の広い範囲に痛みが生じます。座骨神経を刺激する原因は、椎間板ヘルニア、腰椎圧迫骨折、腰椎分離すべりなどさまざまな脊椎の障害があげられます。座骨神経痛は神経痛のなかでもよくみられる病気で、とくに四十代から六十代にかけて多く発症します。症状の程度は人によって異なりますが、症状が進行すると、横になっていても下肢全体にしびれるような痛みが走り、セキやくしやみさえつらくなります。痛みがあるときは安静にし、らくな姿勢で休養します。患部を温めて痛みが治まる場合は温めてもかまいませんが、急性期は冷やすことが第一です。神経痛全般にいえることですが、痛みがあるときは、アルコールや刺激物、タバコは避けたほうが安心です。座骨神経痛の治療では、筋肉の緊張をほぐすローズマリーカンファー、鎮痛作用のあるレモンユーカリ、消炎・鎮痛作用とともに筋肉をやわらかくする働きのあるバジル、神経の浮腫(むくみ)を解消するサイプレスが有効です。ローズマリーカンファ上二滴、レモンユーカリ三滴、バジルニ滴、サイプレスニ滴をホホバオイルで希釈して、一日五〜六回患部に塗布します。
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