玉串奉寞のあと親族かための杯があります。まず新郎の尊属が杯を挙げ、これを飲んで新婦方の尊属にすすめ、新婦方の尊属がこれを受けて、順次新婦方の親族へ杯を流してゆき、最後にこれを仲人(妻)が納めます。ついで新婦方の尊属が、杯を挙げ、これを飲んで新郎方にすすめ、新郎方の尊属がこれを受けて順次新郎方の親族へ杯を流してゆき、最後に仲人(夫)が納めます。が、このごろは、一同いっしょに杯を挙げて挨拶を交わすことも多いようです。このあと祭主の挨拶と拝礼で式はとどこおりなくすみます。式後、新郎新婦両家が同室になり、両家の親族を紹介します。紹介は仲人の役ですが、たのまれ仲人の場合は、両家の父親がそれぞれの親族を紹介するとよいでしょう。また、会堂には近親、友人、信者などが先に着席して式を待ちます。正面に向かって右が新郎側の席、左が新婦側の席です。父母が最前列を占め、そのうしろに兄弟姉妹、おじ、おばというように血の濃い順にすわります。一般参列者は近親者の席以外のどこにすわってもかまいません。オルガンでウェデイングーマーチがかなでられ、一同が起立して迎えるなかを、新郎新婦が別々に入場します。式次第はカトリックとプロテスタント、またそれぞれの派により多少の違いがあります。