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日本の特徴が浮かび上がる

求職意欲喪失者と非自発的パートタイマーを加えても日本の数値は低い。日本の特徴は、非自発的パートタイマーは少ないが、求職意欲喪失者が顕著に多い点にある。求職意欲喪失者の割合[求職意欲喪失者÷(求職意欲喪失者+労働力人口)〕はフランス○・ニパーセント、イギリス〇・六パーセント、アメリカ〇・九パーセントにたいして日本は二・ニパーセントにもなる。日本の特徴は、求職意欲喪失者が多いということだけではない。求職意欲喪失者がきわめて少ないフランスは除くとして、求職意欲喪失者の割合は、イギリスでは男性〇・五パーセント、女性〇・七パーセント、アメリカでは男性〇・八パーセント、女性一・〇パーセントと男性と女性の間でほとんど差がない。

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ところが日本では男性〇・九パーセントにたいして女性四・〇パーセントと男性と女性のあいたで大きな差があり、求職意欲喪失者の大半は女性である。求職意欲喪失者の大半が女性であることは、失業率にかんしては男性二・五パーセント、女性二・八パーセントと男女差がほとんどないという事実から見てもきわだった特徴となっている。したがって、日本の失業率は低くない、求職意欲喪失者という潜在的失業者が数多く存在しているという批判は、それ自体としては正当である。しかし、それは問題の出発点にすぎない。