アーカイブ

過去のコンテンツ資産をネット配信に利用する

ただ、テールに並んだコンテンツがヘッドに移動するのは稀有な例でしょう。そのような一発逆転に期待するギャンブル的ビジネスでは事業が成り立たないことは、容易に想像できます。既存メディアやネットなどを使い従来型の宣伝キャンペーンを行うことで、最初からヘッドを狙うのが通常の考え方でしょう。しかし、それには宣伝コストという大きなリスクが伴うので、そのような恵まれた環境にあるコンテンツは稀ですし、事業者側の都合もあるでしょう。逆に、そこまでコストをかけることのできるコンテンツであれば、ネットなどに頼ることなく、既存メディアを戦略的に利用したほうがはるかに効果的です。ここでは、そのような恵まれた状況にないコンテンツ(商品)をいかに売り、そこからいかに収益を上げるかを考えているわけです。そこで、現在盛んに行われている一つの方法が、過去のコンテンツ資産をネット配信に積極的に転用することで、ロングテールーグラフにおけるテール・ビジネスを行おうというものです。実際、日本を含め世界中のコンテンツ事業者は、ネット販売を新しいユーザー(リスナー、視聴者)を開拓するための販売チャンネルととらえて活用し始めています。音楽や動画コンテンツの分野には、在庫として眠っている過去の良質なコンテンツがたくさんあります。そのようなコンテンツを転用するのであれば、新たなコスト負担も少なくてすみますし、テールを一気に伸ばすことも不可能ではありません。ただ、権利処理の問題は常について回りますが、すべての権利を自分たちでコントロールできるコンテンツであれば、その問題はありません。
[参考情報]
ネットショップ開業ノウハウ集

ネットショップ開業のコツ

ネットショップ開業のチェックポイント